米SECの仮想通貨タスクフォース、全米10都市で巡回ラウンドテーブル開催へ
米証券取引委員会(SEC)が1日、ヘスター・パース委員率いる仮想通貨タスクフォースが全米各都市でラウンドテーブルを開催すると発表した。8月4日のバークレーを皮切りに12月5日のアナーバーまで10都市を巡回する予定となっている。
パース委員は「今年の春にワシントンDCで開催されたラウンドテーブルに参加できなかった人々の声を聞きたい」と説明した。特に従業員10人以下で設立2年未満の小規模仮想通貨関連プロジェクトの代表者との対話を重視している。
参加希望者は[email protected]に「Crypto on the Road」の件名でメールし、チーム構成とプロジェクト概要を含めて申請することができる。参加は1-2名の代表者に限定され、透明性確保のため参加プロジェクト一覧を公開する予定だ。
この取り組みは31日に発表されたSECの「プロジェクト・クリプト」の一環で、トランプ大統領の「米国を世界の仮想通貨首都にする」ビジョン実現に向けた包括的イニシアチブとなる。
仮想通貨支持派であるポール・アトキンス委員長率いるSECは大半の仮想通貨は証券ではないとの立場を明確化し、ハウィー・テスト適用の混乱解消を図る。分散型金融(DeFi)システムや自動化マーケットメーカーなど中央仲介者不要のシステムに対応する新たな規制枠組みの構築も進める方針だ。
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