米ステーブルコイン発行大手サークルは16日、独自ブロックチェーン基盤「アーク」のメインネットを稼働開始したと発表した。決済や資産取引、AIエージェントによる自律的な経済活動までを一括して処理する基盤と位置付けている。
基盤となるレイヤー1ネットワークはガス代にステーブルコインUSDCを採用し、決済の確定を1秒未満で完了する設計で、サークルの独自プロトコルを通じて20以上の他のブロックチェーンとも接続する。
検証者にはブラックロックやDTCC、ビザなど大手金融機関・企業11社が加わった。
サークルは16日までに、アーク上で使うトークン「ARC」の初期供給100億トークン分をすべて米国内で発行したと明らかにした。上場企業として新規レイヤー1のネットワークトークンを発行したのはサークルが初めてだが、ARCの公開・上場を確約するものではなく、2027年を目標にプルーフ・オブ・オーソリティからプルーフ・オブ・ステークへの移行を目指す過程における技術的な節目だという。
サークルによると、バイナンスやバイビット、OKXなど主要な仮想通貨取引所がすでにアークに対応しており、コインベースなども近く対応する予定だという。
米証券アプリのロビンフッドも16日、アーク上でUSDCの入出金に対応すると表明し、近いうちに対応を開始するとしている。


