暗号資産(仮想通貨)交換業者Binance Japanは30日、2026年7月1日付で豊崎亜里紗氏が新たにゼネラルマネージャー(代表取締役)に就任すると発表した。これに伴い、4年間にわたり同社を率いてきた千野剛司氏は同職を退任し、名誉会長兼取締役に就任する。
千野氏は退任後も取締役会メンバーとして組織に関わり、移行期間中の戦略的な助言と支援を行う方針。円滑な経営の継続性を確保する狙いがあるとしている。
豊崎氏は日本と中国で育ち、米ノースウェスタン大学でコンピュータサイエンスと経済学を専攻。UBS証券香港でデリバティブトレーダー、Google日本法人で検索サービス・AR事業を担当した後、2022年に分散型金融システムを手がけるCegaを創業し、2025年に事業売却した実績を持つ。Forbes 30 Under 30も受賞している。
豊崎氏は就任にあたり、デジタル資産へのアクセス拡大やパートナーシップの強化、ユーザー体験の向上に取り組む考えを示した。千野氏が築いた基盤の上にさらなる成長を重ねていきたいとコメントしている。
Binance APAC責任者のSB Seker氏は、千野氏が4年間にわたりBinance Japanを導いてきたことに感謝を示すとともに、豊崎氏の事業構築の経験と金融テクノロジーへの理解を評価し、次の成長ステージを担うにふさわしい人物だとコメントした。