暗号資産(仮想通貨)ウォレットプロバイダーのエクソダス・ムーブメント(Exodus Movement、以下エクソダス)は12日、トークン化した株やETF、その他のRWA(現実資産)を売買できる「エクソダス・マーケッツ」をローンチしたことを発表した。
取り扱う銘柄や商品の数は計200超。同社はエクソダス・マーケッツのローンチについて、セルフカストディアル型のウォレットを、1つのアプリで取引や支払い、送金、報酬の獲得、資金の管理ができる総合金融プラットフォームに拡張する上で、最新の取り組みであると説明している。
エクソダスは2015年に創設された企業で、現在はNYSEアメリカンに上場。ユーザーが自身の資産に関する管理権を維持できるようになることを重要視して、事業を展開している。
エクソダス・マーケッツはソラナ(SOL)のブロックチェーン上で展開しており、ローンチはオンド・ファイナンスの協力で実現した。
提供は、一部の市場で条件を満たす顧客に限定されている。対象のユーザーはアプリを最新版にアップデートすることでエクソダス・マーケッツを利用することが可能だ。
なお、エクソダスは、トークン化した資産は元の有価証券と同じではなく、株主権も提供されないと説明した。
発表で、エクソダスのJP・リチャードソンCEOは以下のようにコメントしている。
また、オンド・ファイナンスを率いるイアン・デ・ボード氏のコメントは以下の通り。
株式などのRWAをブロックチェーン技術を活用してトークン化する取り組みは最近のトレンドの1つで、規制の整備も進められている。
米金融大手シティのシンクタンク部門シティ・インスティテュートは今月にレポートを公開し、2026年4月時点におけるグローバルなトークン化資産の市場規模はDeFiLlamaのデータに基づき約170億ドル(現レートで約2.7兆円)と推計し、1年前と比べて約3倍に拡大していることなどを報告した。


