仮想通貨取引所バックパックは12日、スペースXのナスダック上場初日にあわせ、同株のトークン化版をソラナ上で提供開始したと発表した。トークン化インフラのサンライズとの提携で実現した。
スペースXは12日、1株135ドルの公開価格でナスダックに上場した。調達額は約750億ドル、評価額は約1.75兆ドルで、いずれも史上最大規模のIPOとなった。
トークン化株式『SPCX』はバックパック・セキュリティーズが発行し、実際のスペースX株を1:1で裏付けとする。保有者はバックパックの証券口座を通じて現物株に償還でき、逆に証券口座の株式をトークンに変換して戻すことも可能だ。従来の証券口座とブロックチェーン市場を双方向でつなぐ仕組みとなっている。
サンライズはワームホール・ラボスが開発したソラナ向けのアセットゲートウェイだ。外部アセットをソラナ上に「正規ルート」で持ち込み、ジュピターなどの分散型取引所やDeFiアプリでの初日流動性を確保する仕組みを提供する。モナドのトークン(MON)やユニスワップ(UNI)、アーベ(AAVE)なども同プラットフォームを通じてソラナ上に展開された。
SPCXはソラナ上で24時間365日取引でき、セルフカストディウォレットでの保管や対応するソラナベースの取引所での売買が可能だ。
バックパックは9日にバックパック・セキュリティーズの公開ベータを開始しており、配当・コーポレートアクション・既存証券口座からの資産移管については順次対応する方針だとしている。


