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アニモカ・ブランズ・ジャパン、BTCFi事業者2社と相次ぎ提携

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Web3リーディングカンパニーAnimoca Brands(アニモカ・ブランズ)日本子会社のAnimoca Brands Japanは12月16日・17日、BTCFi(Bitcoin Finance)分野で2社との戦略的提携を発表した。

BTCFiはビットコイン( BTC )をDeFiで活用する取り組みの総称である。Babylon Labs及びBifrostとそれぞれ基本合意書を締結し、日本の上場企業向けビットコイン運用支援の展開を目指す。

Babylonは2024年8月ローンチのビットコインステーキングプロトコルで、TVL(預かり資産総額)約50億ドル(約7,500億円)を誇る。BTCを第三者に預けず自己管理のままステーキングできる点が特徴。今回の提携では、同社の「Trustless BTC Vaults」の日本市場展開を検討する。これにより、BTCを自己管理したまま、レンディングの担保などに活用できるようにする。

Bifrostはシンガポール拠点で、ネイティブBTCを担保とするステーブルコイン「BtcUSD」の発行やBTC利回り運用を提供するプロトコルである。複数のネットワーク上で、BTCFiを活用したビットコイン運用を協力していく。

関連: バビロン(Babylon)が注目を集める理由ビットコインのステーキング運用術

Animoca Brands Japanは2021年10月に設立され、日本の知財・コンテンツホルダーのWeb3を通じたグローバル展開支援や、国内外のWeb3プロジェクトの日本市場参入をサポートしてきた。

両提携は同社の「デジタルアセット・トレジャリー・マネジメント(DAT)支援事業」の一環である。同事業は2025年4月から国内上場企業向けに先行実施し、9月に本格始動した。

DAT支援事業では、上場企業がデジタルアセットを保有・運用する際の戦略立案から運用までを包括的に支援する。暗号資産の保有に加え、ステーキング、レンディング、DeFiイールドファーミング、ストック収入型の事業参入まで幅広く対応する方針。

なお、同サービスは金融商品取引法上の投資助言業および資金決済法上の暗号資産交換業には該当しない範囲で提供される。

関連: アニモカ・ブランズ・ジャパン、上場企業の仮想通貨戦略の支援事業を本格始動

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