ストラテジー、S&P500編入されず ビットコイン小幅反落
マイケル・セイラー氏率いるストラテジーは米時間9月5日のS&P500指数リバランスで編入されないことがわかった。代わりに仮想通貨・証券取引アプリのロビンフッドなどが新規採用された。期待外れによってビットコイン( BTC )は小幅に反落し、ストラテジーの株価は時間外取引で約2.8%下落している。
S&Pダウジョーンズインデックスは同日に、アップラビン、ロビンフッド、EMCORグループをS&P500指数に新たに組み入れると発表した。一方、マーケットアクセスホールディングス、シーザーズエンターテインメント、エンフェーズエナジーは除外される。
S&P500指数には現在、コインベースとブロックの2社が仮想通貨関連企業として組み入れられている。コインベースは5月中旬、ブロックは7月下旬に採用された。
マイクロストラテジーは時価総額900億ドルで26社の候補中最高の流動性比率を記録していた。前四半期には140億ドルの未実現利益を計上し、収益性要件も満たしていた状況だった。また、S&P500組み入れが実現すれば約160億ドル相当のパッシブファンドによる強制買いが発生しうるとも期待されていた。
一方、ブルームバーグETF専門家のエリック・バルチューナス氏は「委員会が拒否しただろう」と分析し、S&P500は実質的に秘密委員会によるアクティブ・ファンドだと説明した。
関連: ストラテジー、S&P500指数編入の可能性高まるか=ブルームバーグ
ステーブルコインX、5.3億ドル追加調達完了でENA購入拡大
TLGYアクイジション・コープとステーブルコインXアセッツが追加5.3億ドルのPIPE資金調達を完了。Ethena財団は3.1億のENA買い戻しプログラムを開始する。...
「時価総額上位20銘柄」などの基準を設定 韓国当局、仮想通貨レンディングのガイドライン発表
韓国の金融委員会は仮想通貨のレンディングに関するガイドラインを発表。サービス対象銘柄を時価総額上位20位などのルールで制限することなど、規制を明確化した。...
米上院、クラリティ法案の最新版でステーキングやNFTを証券分類から除外
上院銀行委員会が仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の最新版を発表。ステーキング、エアドロップ、NFTを証券から除外し、DePIN免除とSEC-CFTC連携枠組みを追加した。...