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ビットコイン最高値圏から反落、米CPI発表を前に警戒感強まる|仮想NISHI

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*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI( @Nishi8maru )氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

ビットコインは、イーサリアム高騰の連れ高となり、ショートカバー(売りポジションの買戻し)が発生した結果、一時的に史上最高値付近まで上昇した。しかし、デリバティブ市場における買われすぎの状況と、米消費者物価指数(CPI)発表への警戒感が重なり、上値を抑えられて下落に転じた。

全体として一旦の下落局面を迎えたものの、ファンディングレートを見る限り、ビットコインは依然として短期的に買われすぎの水準にある(下画像赤枠)。

一方、イーサリアムのアクティブ建玉(OI)はほぼ解消されており、再びイーサリアム主導で相場が上昇する可能性がある(下画像青枠)。

過去2か月間の主要アセットクラスとの相関分析では、米株指数との高い相関が継続しており、S&P500との相関係数は+0.82と強い結びつきを示している。一方、ゴールド(+0.11)や原油(▲0.19)といったコモディティとの相関は低水準にとどまっている。

オプション市場では、現値より高い14万ドルのコールポジションが目立っており、短中期的に上方向を見込む投資家が多いことを示している。

市場では、本日発表予定の米CPIに対する緊張感が高まっている。

EUおよび日本との関税交渉は概ね妥結に至ったうえで物価高が続く場合には米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切りにくくなる。短中期的には強気目線の投資家が多いものの、米CPIへの警戒感が米株市場と連動しやすいビットコイン相場の重しとなっている。

8/12日米消費者物価指数

8/15日米小売売上高

8/15日米消費者信頼感指数

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