仮想通貨でブルーオリジンの宇宙船「ニューシェパード」の搭乗予約が可能に
ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場の決済企業Shift4 Payments(以下、Shift4)は、eコマース大手アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏が創設した米宇宙開発会社ブルーオリジンと協業することを発表した。
協業の目的は、ブルーオリジンが開発した有人宇宙船「ニューシェパード」への搭乗を申し込む際の支払いに暗号資産(仮想通貨)決済を導入すること。発表では、支払い可能な仮想通貨の例として以下の5銘柄を挙げている。
今回の内容は11日にプレスリリースが公開されているが、Shift4のウェブサイトでは先週の7日付で発表されている。
ブルーオリジンは決済にShift4の技術を導入して、仮想通貨決済に対応した。ニューシェパードの搭乗希望者はすでにメタマスクやコインベースのウォレットなどを利用して、仮想通貨決済を選択することができるようになっている。
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ニューシェパードは、環境に配慮して作られている宇宙船。全ての席から地球の景色を楽しめるように大きな窓がついているなどの特徴を持つ。今年4月には、人気歌手のケイティ・ペリー氏らが搭乗したことで注目を集めた。
今回の発表で、Shift4のテイラー・ラウバーCEOは、以下のようにコメントしている。
また、Shift4の仮想通貨部門のトップであるアレックス・ウィルソン氏のコメントは以下の通り。
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