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イーサリアム財団幹部、次期アップグレード「Fusaka」延期可能性に言及

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イーサリアム財団(EF)の共同エグゼクティブ・ディレクターであるトマシュ・スタンチャク氏は8日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム( ETH )の開発者らに対し、2025年4Q(10月から12月)に予定する「Fusaka(フサカ)」の大型アップグレードが遅延する可能性をもっと意識するようにXで呼びかけた。

スタンチャク氏の投稿によれば、2026年の1Q(1月から3月)か2Q(4月から6月)に予定されるFusakaの次のアップグレード「Glamsterdam(グラムステルダム)」への関心が高まっている模様。数週間前にも、Glamsterdamに関する議論を一時やめて、Fusakaに集中するようコーディネーターに提案したとも投稿している。

Fusakaは、今年5月に行われた「Pectra(ペクトラ)」に続くアップグレード。イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、Pectraが実施される前から、Pectra後すぐにFusakaのテストネットを立ち上げようと呼びかけていた。

スタンチャク氏は、EFが今年3月に行った組織改革で共同エグゼクティブ・ディレクターに就任。マネージメントを任されており、就任当時から技術開発を推進する役割も期待されている。

今回のスタンチャク氏の投稿からは、Fusakaのスケジュールに影響が出かねないほどGlamsterdamの議論が行われている様子がみてとれる。

投稿では「非常に才能のある人材が、スケジュール延期を提案させるような問題の解決に取り組んでいることは理解している」としつつも、「何度も伝えてきたように、予定通りに目標を一貫して達成できるように協調できなければ、イーサリアムの計画やビジョンについていくら議論しても成果を得られない」とも指摘した。

その上で、スケジュールが広く重要視されるようになることを期待していると述べている。

関連: 新構想「リーン・イーサリアム」とは?今後10年の開発目標=ETH財団

スタンチャク氏は今回、定期的に行われる開発者会議の回数を時には減らすことや、テストネットの運営スケジュールが厳しい時は未来のアップグレードに関する会議を行わないことで、開発の期間を短縮したり、効率化したりできる可能性があるのではないかと問いかけている。

イーサリアムの開発者会議は、7日にも行われていた。この会議でも実際に、今はFusakaの開発に集中すべきだとの意見も出ている。

Fusakaを巡っては今年4月、スケジュールリスクからアップグレード内容を減らすことが正式に決定していた。

関連: イーサリアム次期アップデート「フサカ」、コード改良機能を見送りへ

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