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日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ

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SLASH VISIONは1日、米ドル連動型ステーブルコインのUSDCを担保とした日本初のBNPLサービス「Slash Card」クローズドβ版の事前登録を開始した。

Slash Cardは、日本初の暗号資産建てクレジットカードとして、Web3の可能性を現実世界に拡張する革新的な金融サービスである。セルフカストディウォレットをベースとし、ユーザーが資産を自身で安全に管理しながらカード決済を行える仕組みを提供している。

同サービスでは、物理カードとバーチャルカードの2つのオプションが用意されている。物理カードは全国配送に対応し、海外決済も可能で、複数枚の発行にも対応している。一方、バーチャルカードは即時発行が可能で、オンライン決済に特化しており、今後は各種モバイル決済への対応も予定されている。

Slash Cardの大きな特徴の一つは、マルチチェーンアプローチを採用していることである。Solana、Ethereum、Binance Smart Chain、Polygon、Avalanche、Mantleといった主要なブロックチェーンネットワークに対応しており、その他のネットワークについても順次対応を拡大していく予定だ。

利用方法は比較的シンプルで、まずアカウント作成と本人確認(KYC)、カード申込を行った後、USDCをカード残高にチャージすることで、現実世界での決済利用が可能になる。

注目点の一つに独自のリワードプログラムが挙げられる。

紹介リワードでは、紹介先ユーザーの利用額に応じてリワードが還元される仕組みで、従来のポイント制度とは異なり、トークンでの還元となるため、カードの利用や他のトークンへの交換など、より自由度の高い活用が可能である。

また、会員ランク制度も導入されており、Slashエコシステムへの参加度合いに応じてランクが付与され、活動レベルに応じた特典を受け取ることができる。これにより継続的な利用促進を図る仕組みが整備されている。

技術的な面では、既存のウォレットとの連携が可能で、ウォレット内のトークンから直接カード残高へチャージできる利便性を提供している。ウォレットを持たないユーザーでも、メールアドレスのみで簡単にアカウントを作成でき、アプリ内で発行されるウォレット機能を使用してカードへのチャージが行える。

カード残高はUSDCで管理され、多様なトークンからのチャージに対応しながら、セルフカストディによる安全な資産管理を実現している。

利用条件として、18歳以上の日本在住者が対象となっており、本人確認(KYC)が必要である。また、税金計算については利用者が個別に対応する必要があることも明記されている。

Slash Cardの登場により、これまで投資や投機の対象として見られがちだった仮想通貨が、日常的な決済手段として活用される道筋が日本でも本格的に開かれる可能性がある。

Web3技術と従来の金融システムを結ぶブリッジとしての役割が期待されており、仮想通貨決済の実用化に向けた重要なマイルストーンとなることが期待される。

関連: 暗号資産決済で日本円即時変換、「Slash Payment with JPYC Pay」の展望とは?【独自取材】

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