米BTCマイニング企業Bit Digital、ビットコインからイーサリアム戦略へ完全転換
上場仮想通貨企業Bit Digitalが25日、ビットコインマイニング事業から完全撤退し、イーサリアム( ETH )専門のステーキング・トレジャリー企業への戦略転換を発表した。同社は株式の公開売出しを開始し、調達資金の全額をイーサリアム購入に充当すると表明している。
2015年設立の同社は3月末時点で24,434.2イーサリアムと417.6ビットコインを保有。今後ビットコイン保有分を段階的にイーサリアムに転換し、純粋なイーサリアム投資企業としてのポジションを確立する計画だ。
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同社は2022年からイーサリアムの蓄積とステーキングを開始し、現在世界最大級の機関投資家向けイーサリアムステーキングインフラを運営している。バリデーター運営、機関投資家向け保管サービス、プロトコルガバナンス指導、利回り最適化サービスを提供中だ。
今回の株式売出しではB. Riley Securitiesが単独主幹事を務め、Clear Street、Craig-Hallum、Northland Capital Marketsが共同主幹事として参加。4月30日にSECに提出された棚上げ登録届出書に基づき、6月20日に有効化済みの枠組みで実施される。
仮想通貨トレジャリー戦略を採用する企業が増加する中、多くがビットコインを選択する一方でイーサリアム特化型は比較的少数派となっている。Bit Digitalの完全転換は、イーサリアムエコシステムへの戦略的投資として注目され、投資家にイーサリアムへのレバレッジ投資機会を提供する形となる。
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