週刊仮想通貨ニュース|金持ち父さん著者キヨサキのビットコインへの見解やメタプラネット株価分析に高い関心
この一週間(5/24〜5/30)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン( BTC )に関するX投稿、メタプラネットの株式に関する分析、米国のJ・D・ヴァンス副大統領のカンファレンス登壇に関するニュースが最も関心を集めた。
キヨサキ氏は26日、ビットコインは容易に裕福になれる手段であるとの考えをXに投稿。ビットコインの価格は変動するが、そういった変化は実生活でも起こりうると指摘している。(記事は こちら )
仮想通貨市場をリサーチする10x Researchは27日、ビットコイン財務戦略で知られる日本企業メタプラネットの株式について分析を発表。メタプラネットは、米国のストラテジー社をモデルとして調達資金をビットコインへ投入する戦略を取っている。(記事は こちら )
ヴァンス副大統領は現地時間28日、大型カンファレンス「ビットコイン2025」に出席し、トランプ政権の仮想通貨政策について演説を行った。トランプ大統領ではなく、ヴァンス副大統領が公の場で仮想通貨政策に言及するのは異例のことだ。(記事は こちら )
この日の仮想通貨市場では、ビットコインは前日比+1.68%の1BTC=109,478ドルに。主要アルトコインの勢いが削がれる中、Hyperliquid(ハイリキ)のHYPEトークンが過去最高値を更新した。(記事は こちら )
アルトコインは上昇が一服し、一時的に利益確定売り優勢となった。一方、世界経済が混乱する中、ビットコインは高値圏で推移している。市場アナリストは、個人投資家の投機的な動きではなく、機関投資家からの着実な資金流入がこの上昇を支えていると分析した。(記事は こちら )
仮想通貨アナリストのWilly Woo氏は27日、Xへの投稿でビットコイン市場の過熱感に言及し、利益確定の圧力が高まっていると警告を発した。オンチェーンデータを活用した分析で定評のあるWoo氏は今回、投機的な取引活動を示す投機モデルと、確定損益の比率を示すSOPRモデルを用いた短期チャートを提示している。(記事は こちら )
仮想通貨取引所を運営するSBI VCトレード株式会社は、エンジンコイン( ENJ )、モナコイン( MONA )、FCRコイン(FCR)の取扱いを2025年6月25日をもって廃止することを発表。対象銘柄は「販売所」取引、「積立暗号資産」、および「レバレッジ取引」における証拠金としての取扱いがすべて停止される。(記事は こちら )
国内大手SBIグループのパートナー企業であるR3は22日、ソラナ( SOL )の関連組織「ソラナ財団」と戦略的提携を行ったことを発表。パブリックネットワークとプライベートネットワークを結び、投資家の資産配分の選択肢を広げたり、流動性を高めたりして、次世代のインターネット資本市場を構築することが提携の目的である。(記事は こちら )
ソニー銀行は5月27日の取締役会で、web3関連事業を展開する100%出資子会社の設立を決議したと発表。関係当局の許認可を取得し、他業銀行業高度化等会社として2025年6月頃の設立を予定している。(記事は こちら )
パキスタン政府が設立した仮想通貨評議会のビラル・ビン・サキブCEOは28日、パキスタンが政府主導の戦略的なビットコイン準備金を設置する予定だと述べた。これは、米国で開催された「ビットコイン2025」における発言である。(記事は こちら )
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