ビットコイン大口投資家、2日間で2万BTC追加購入=アナリスト
ベテランアナリストのアリ・マルティネス氏が30日にXで明らかにしたところによると、ビットコイン( BTC )の大口投資家が過去2日間で20,000BTC以上を購入した。この動きは3,000億円相当の大規模な資金流入を意味し、市場関係者の注目を集めている。
マルティネス氏のチャートによれば、大口投資家の集合的なビットコイン保有量は470万BTC超に達している。これは流通供給量の約24%に相当するものだ。
大口投資家による積極的な買い集めは一般的に強気要因とみなされ、価格上昇の前兆となることが多い。こうした動きは機関投資家の信頼度向上を示し、小口投資家の参入促進にもつながる可能性がある。
過去1か月間で取引所からのBTC流出も顕著に増加しており、30,000BTCが中央集権型取引所から移動された。一方、Cryptoquantの29日分析では、バイナンスへの流入で「フィッシュ」「シャーク」層の活動が活発化する一方、最大級保有者の動きは限定的だったことが判明した。
なお、X上では一部ユーザーがマイケル・セイラー氏の大口購入関与を推測する声も上がっている。セイラー氏が会長を務めるストラテジー社は世界最大の企業ビットコイン保有者であり、セイラー氏個人でも17,000BTC超を保有していることを昨年明かしている。
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