仮想通貨ジーキャッシュは5日、次期アップグレード「NU7」をテストネットで有効化した。ジーキャッシュのテストネット用ブロックエクスプローラーによると、有効化の起点となるブロック高4,465,026のブロックが同日にマイニングされた。
テストネットは、メインネットでの導入前にプロトコル変更の動作を実環境に近い形で検証する試験用ネットワークだ。
ジーキャッシュはメインネットでの11月5日前後の実行を目標とし、10月20日にテストネットの結果を踏まえて最終決定する方針だ。NU7ではブロック生成間隔が75秒から25秒に短縮され、1ブロックあたりの発行量を3分の1にして、1日の新規発行量は据え置く。
ブロック生成間隔の短縮に加え、NU7では各ブロックの取引手数料の60%を流通から除いて公開の準備金に積み立てる「ネットワーク持続可能性メカニズム(NSM)」が導入され、マイナーは残る40%を受け取る。
準備金は2031年2月開始予定の再発行でブロック報酬として支払われ、供給上限は変わらない。
NU7の有効化後はバージョン4の取引が無効となり、秘匿取引用プールで最古の「スプラウト」に残るジーキャッシュは使用できなくなる。
最新のウォレットを使う一般の保有者に対応は求められない見通しだが、フルノードやインデクサー、ブロックエクスプローラーにはゼブラまたはザクラの互換ソフトが必要で、従来のノードソフト「zcashd」は非対応となるという。


