米ビットコイン( BTC )保有大手ストラテジーは25日、10月28日開催のオンライン臨時株主総会に向けた委任状を提出し、STRF・STRC・STRK・STRDの4種優先株について配当頻度を毎日払いへ変更する議案を示した。議案は配当の頻度のみを変更するもので、年間の配当率・総支払額は従来通り据え置かれる。
変更後は暦日ごとに配当が発生し、土日・祝日を含む毎日が基準日となり、取締役会が宣言した配当は翌営業日に支払われる。現行はSTRCが半月ごと、STRF・STRK・STRDが四半期ごとの支払いで、STRCは6月の株主承認を経て月次から半月ごとへ移行した。
変更は6月のSTRC半月化が流動性向上や配当落ち後の株価下落抑制に寄与したことを踏まえた次の施策で、同社はこれを配当型優先株群「デジタル・クレジット」の一環と位置付けている。
配当の日次化により株主への現金化が早まるほか値動きが小刻みになり取引効率が高まるとし、優先株の魅力を高めて資金調達を容易にし、ビットコイン買い増しにつなげる狙いがあるとしている。
議案では配当率自体は変更されず、STRFが10%固定、STRCが変動制(現行12%、取締役会が改定)、STRKが8%固定(転換可能)、STRDが10%固定(非累積・劣後型)で据え置かれる。
配当は引き続き取締役会の宣言が条件で保証されるものではなく、同社は年間の配当支払い総額が増加するわけではないとしている。
取締役会は議案への賛成を推奨しており、確定版の委任状は10月5日前後に公開され、その時点で議決権行使が始まる見通しだ。承認されればSTRCは11月1日、STRF・STRK・STRDは来年1月1〜3日から新方式の基準日に移行することになる。