ロビンフッドは1日、イーサリアムベースのレイヤー2ブロックチェーン「ロビンフッドチェーン」のメインネットを正式公開した。チェーンリンクをオラクルインフラに採用し、NVDA・GOOG・AAPLを含むトークン化株式の提供も開始した。
チェーンリンクのCCIP(クロスチェーン相互運用プロトコル)、データストリーム、データフィードが初日からロビンフッドチェーンのメインネットに統合された。これにより、トークン化されたRWA(現実資産)への検証可能なデータ提供と、マルチチェーン間の安全な相互運用が実現した。
ロビンフッドチェーンは、アービトラムのオービット技術を基盤とするイーサリアムレイヤー2ネットワークで、今年2月にテストネットを公開していた。ロビンフッドチェーンはパーミッションレスかつAIネイティブで、RWAに特化して設計されたと同社は説明している。
また、トークン化株式(ストックトークン)も同日提供を開始した。ロビンフッドの開示によれば、原資産株式への経済的エクスポージャーを提供するトークン化債務証券であり、原株式に対する法的または受益的な権利は付与されない。
ロビンフッドウォレットを通じ120カ国超で利用可能で、ユニスワップなど複数の分散型取引所で現物取引ができる。ただし米国では利用不可、カナダ・英国・スイス・UAE・制裁対象地域などでは利用制限の対象となる。
リニューアルされたロビンフッドウォレットでは、対象地域のユーザーがイーサリアムベースの分散型取引所「ライター(lighter)」を通じた無期限先物取引にアクセスできる。
ライターは昨年11月に評価額15億ドルで6,800万ドルを調達したラウンドでロビンフッド・ベンチャーズが参加しており、今回の連携ではライター側がロビンフッドコミュニティ向けに1,100万ドル相当のLITトークンを拠出するとしている。