ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀行とディーカレットDCPは16日、デジタル通貨「DCJPY」を活用した決済事業の商用化に向け基本合意書を締結したと発表した。締結日は6月12日。両社は2027年度中のサービス開始を目標に、決済インフラの整備と地域経済のデジタル化を共同で進める。
DCJPYは銀行預金をブロックチェーン上でデジタル化した「トークン化預金」の一種で、ディーカレットDCPが運営する「DCJPYネットワーク」上で流通する。銀行預金を裏付けとすることで価値の安定性を保ちながら、プログラマブルな送金・決済処理を可能にするのが特徴とされる。
両社が検討する具体的なユースケースは、国内外のB2B決済、デジタル通貨による給与振込、特定商圏での地域通貨活用の3領域。北陸銀行の基幹システム(勘定系システム等)とDCJPYネットワークのAPI連携に向けた技術仕様の策定も並行して進める。
両社は企業間決済における事務負担の軽減や地域商圏での利便性向上を通じ、北陸地域の生産性向上に貢献することを目指すとしている。


