イタリアの最大手銀であるインテーザ・サンパオロ銀行は、2026年第1四半期(1~3月期)に暗号資産(仮想通貨)関連ETFへの投資を増加させた。地元メディアが16日に報じた。
まずビットコイン( BTC )現物ETFについては、前四半期よりもARK 21Shares BTC ETFとブラックロックのiShares Bitcoin Trust ETF両方への投資を増やしている。
また、GRAYSCALE BITCOIN TRUST ETF、GRAYSCALE BITCOIN MINI TR ETFの保有量を維持していた。
アルトコインについては、ソラナ( SOL )現物ETFであるBITWISE SOLANA STAKING ETFの保有量を大幅に削減し、 XRP 現物ETFであるGRAYSCALE XRP TR ETFへ新たに投資している。
ビットワイズのソラナ現物ETFについては、保有数は266,320株から2,817株まで減少した格好だ。
また、イーサリアム( ETH )現物ETFであるISHARES STAKED ETHEREUM TR Eを新たに取得、ビットコイン現物ETFのコールオプション(一定価格で買う権利)としてISHARES BTC ETFのコールオプションも新規で保有している。
こうした取引が自己勘定取引なのか、あるいはプロ投資家向け顧客商品のヘッジなのかは、現時点では不明だ。
保有する仮想通貨ETF全体の時価相当額は前四半期には約1億ドルだったが、1~3月期で約2億3,500万ドル(約374億円)まで増加している。
インテーザ・サンパオロ銀行は仮想通貨関連株式も保有している。
仮想通貨取引所コインベースの株式を前四半期の1,500株から10,357株まで増やし、仮想通貨カストディ企業ビットゴーの株式を初めて購入、16万5,600株を取得している。
一方で、仮想通貨マイニング企業ビットマインの株式49,500株を全売却。また、ビットコイン・トレジャリー企業最大手ストラテジーのプットオプション(売る権利)をすべてクローズしている。
また、イーサリアム・トレジャリー企業イーサジラを10,000株、イーサリアムのバリデーターノードを運営するBTCSを16,000株、前四半期から継続保有している。


