調査プラットフォームのフィンテルによると、米国の11州年金基金がマイケル・セイラー氏率いるストラテジー株への投資で約3.5億ドル(550億円)の含み損を抱えていることが明らかになった。11基金は合わせて約180万株を保有しており、現在の評価額は約2.4億ドルと、購入時点の5.8億ドルから大幅に減少している。
データによると、11基金のうち10基金はストラテジー株の購入価格から60%下落している。
ストラテジー株は過去1年で68%の価値を失った。ビットコイン価格の続落により、同社が保有するビットコインには84億ドル(1.3兆円)の含み損が発生している。
ストラテジーはセイラー氏の指揮のもと、負債と株式を発行してビットコインを購入するスキームを開拓し、強気相場で利益を増幅するレバレッジ型エクスポージャーを生み出した。2024年から2025年にかけて、数百社がストラテジーの戦略を模倣し、年金基金などの機関投資家も参入を始めた。
しかし価格が下落すると損失も増幅され、ストラテジーのようなビットコイントレジャリー企業は数カ月間低迷状態にあり、トレジャリー企業全体が打撃を受けている。
関連: クラビア、保有ビットコインを全て売却し795万円の損失計上
ビットコイン価格の低迷が続く中、トレジャリー企業への投資は悪化の一途をたどっている状況だ。
関連: ブータン王国、35億円相当のビットコインを売却か