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ロビンフッド決算報告 仮想通貨取引収益が4倍に成長

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暗号資産(仮想通貨)・株式投資アプリのロビンフッドは5日、2025年7~9月期の決算発表を行った。純収益はアナリストの事前予想を上回り、仮想通貨の取引収益が300%(4倍)以上増加している。

純収益は前年同期比100%増の12億7,000万ドル(約1,960億円)となった。取引ベースの収益は前年比129%増の7億3,000万ドル(約1,120億円)だ。

内訳としては主に、仮想通貨収益が前年比300%増の2億6,800万ドル(約413億円)、オプション収益が50%増の3億400万ドル(約470億円)、株式収益が132%増加の8,600万ドル(約132億円)だった。

投資銀行Compass Pointは、ロビンフッドに関する最新のレポートで、投資判断を「買い」に維持し、目標株価を161ドルに引き上げた。なお、記事執筆時点で、ロビンフッドの株価は142ドルである。

ロビンフッドのブラッド・テネフ会長兼CEOは次のようにコメントした。

ロビンフッドは、昨年末に予測市場をローンチ。今年8月には予測市場「Kalshi(カルシ)」と協業してプロのアメリカン・フットボールNFLの試合と、NCAAカレッジフットボールの試合に賭けることができるサービスもスタートしている。

アナリストらは、10~12月期には、NFLシーズンにともなって、ロビンフッドが5,000万ドル(約77億円)の売上高を上げる可能性があると予想しているところだ。ロビンフッドは、経済、文化、テクノロジーなど、他のテーマの予測市場も提供している。

7~9月期には、予測市場における取引件数は前四半期比で2倍以上増加し、23億件に達した。また、2025年10月には25億件に達し、7~9月全体の取引件数を上回っている。

関連: ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ

なお、ロビンフッド・バンキングは銀行口座のようなサービスで、ロビンフッド・ベンチャーズは未公開企業・スタートアップへの投資機会を、より広い一般投資家に開くためのサービスである。

その他、ロビンフッドは欧州を拠点とする仮想通貨取引所ビットスタンプを買収しており、グローバルな仮想通貨サービスの提供を強化し続けている。

欧州全域で仮想通貨の永久先物取引を開始し、EUの顧客が利用できる株式トークンの数を400以上に倍増させた。ロビンフッドは6月末に、米国の株やETF(上場投資信託)をトークン化した「Stock Tokens」を取引できるサービスをEUユーザー向けにローンチしている。

関連: ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供株価最高値更新

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