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ポリマーケット、米大手スポーツベッティングと提携 予測市場インフラ提供へ

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予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymaket)が、米スポーツベッティング大手ドラフトキングス(DraftKings)の予測市場事業で指定清算機関を務めることが分かった。同社創業者のシェーン・コプラン氏(Shayne Coplan)が22日発表した。

スポーツベッティングとは、スポーツの試合結果や得点差などを予想して金銭を賭ける行為を指す。米国では多くの州で合法化されているが、日本では賭博行為そのものが違法扱いで禁止されており、競馬や競輪などの公営競技のみが法律で認められている。

ドラフトキングスは、商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にある指定契約市場レールバード・テクノロジーズ(Railbird Technologies)を買収したばかり。今回の提携発表は、この買収を受けたものだ。

ドラフトキングスは米国28州とカナダでスポーツベッティングを、5州でオンラインゲーミングを展開している。今回のレールバード買収により、CFTC監督下で予測市場事業を展開する規制基盤を手に入れた。

レールバードは以前からポリマーケットを決済パートナーとする計画を表明しており、ドラフトキングスの傘下でこの計画が実現する形となった。

ポリマーケットは競合カルシ(Kalshi)との競争が激化しており、9月以降はスポーツ関連契約を軸にカルシが取引量で先行される状況が続いている。

両社は22日、NHL(北米アイスホッケーリーグ)と複数年契約を締結し、メジャースポーツリーグ初の公式予測市場パートナーとなった。ポリマーケットは米国市場への再参入を目指しながら、今回のドラフトキングスとの提携で企業向けインフラ提供という新たな収益源も確保する戦略だという。

また、ポリマーケットは今月上旬、ニューヨーク証券取引所を運営するインターコンチネンタル取引所(ICE)から最大20億ドル(約3000億円)の戦略的投資を受け入れたばかり。伝統的な金融市場との連携を強化している。

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