メタマスク、グーグルなどのソーシャルログイン機能を導入
仮想通貨ウォレット「メタマスク」は8月26日、グーグルやアップルアカウントを使用してウォレットを作成・復元できる新しいソーシャルログイン機能を発表した。この機能により、従来必要だった12単語のシードフレーズ管理が大幅に簡素化される。
新機能はグーグルアカウントまたはアップルIDでサインインし、独自の安全なパスワードを作成するだけで利用開始できる。シードフレーズは内部で自動生成され、同じソーシャルアカウントとパスワードを使用して後から復元可能となっている。
また、メタマスクを含むいかなる単一の組織も、シードフレーズ復元に必要なすべての要素にアクセスできない設計となっている。ソーシャル認証情報と固有のパスワードの組み合わせのみが、ローカルデバイス上でシードフレーズのロック解除を可能にするという。
この新システムはウォレットの自己管理性を維持しながら、Web2の親しみやすさとWeb3のセキュリティを両立させている。ユーザーは従来の複雑な単語管理から解放され、より簡単に仮想通貨を制御できるようになった。
メタマスクは「仮想通貨は複雑である必要がない」として、パスワード管理の重要性を強調している。パスワードを紛失した場合はウォレット復元ができないため、安全なパスワード作成と管理が必須要素となる。
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