7年間休眠のビットコインクジラ投資家、イーサリアムに乗り換え
ブロックチェーン分析企業ルックオンチェーンによると、7年間休眠していた大口ウォレットが22日に活動を再開し、保有するビットコインの大部分を売却してイーサリアム( ETH )に乗り換えた。
同ウォレットは7年前に10万784 BTCを受け取った後、最近になって6万2,914 ETHを現物購入し、さらに13万5,265 ETHのデリバティブロングポジションを構築した。
この動きは単独の投資家ではなく、複数のウォレットを管理する同一主体による戦略の一環とみられる。ルックオンチェーンは「別のビットコインOG(古参投資家)がハイパーリキッドにBTCを入金してETHを購入している」とも報告し、7年前に8万5,947BTCを受け取った別のウォレットも同様のパターンを示していると指摘した。
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この大口売買は絶妙なタイミングで実行された。ジャクソンホール会議パウエルFRB議長の利下げ示唆発言を受けた仮想通貨市場全体の急騰により、イーサリアムは23日に一時4,887ドルに到達し、2021年11月の過去最高値を更新した。
この大口投資家の動向は市場のセンチメント変化を象徴するものだ。ビットコインから世界第2位の仮想通貨であるイーサリアムへの資金移動は、スマートコントラクトプラットフォームとしてのイーサリアムの成長性に対する期待の高まりを反映している。
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