創業77年の北紡、ビットコイン購入開始
東証スタンダード上場の北紡(3409)は7月22日、ビットコイン( BTC )購入を開始すると発表した。同社は1948年創業の繊維メーカーで、6月30日の第102回定時株主総会で事業目的追加の承認を得て仮想通貨事業への本格参入を決定している。
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購入決議枠は8億円で、7月より国内仮想通貨交換業者を通じてドルコスト平均法で順次取得していく。購入資金は第4回新株予約権による調達資金の一部を充当し、保有ビットコインの一部はレンディング事業者への貸借取引で安定利回り獲得を目指すという。
同社は米国でのETF上場などビットコインが重要なデジタル資産として地位を確立していると説明。ブロックチェーン技術の進化や規制明確化を背景に、グローバルスタンダードとなる「価値の保存手段」として位置づけている。
今後は海外事業者との提携を含むクロスボーダーサービスにビットコインを活用し、多様な事業戦略推進の基盤資産とする方針だ。
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