mt logoMyToken
リアルタイム建玉
$128,816,623,344.1 +0.03%
24時間強制決済
$177,515,506.54 +0.9%
FGI:
0%
ETH Gas
Spot
交換

リップル社がJETRO支援の「Web3 Salon」と連携、日本のスタートアップ育成へ

収集
シェア

米リップル社は9日、日本国内のWeb3スタートアップ支援を目的に、起業家支援プログラム「Web3 Salon」との提携を発表した。Web3 Salonは、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)の支援を受け、Asia Web3 Alliance Japanが主導する取り組みである。

今回の連携を通じて、リップルは今後1年間で、XRP Ledger(XRPL)上に構築される日本発のWeb3プロジェクトに対し、1件あたり最大20万ドル(約3,100万円)の助成金を提供する予定だ。

助成の対象となるのは、分散型金融(DeFi)、現実資産のトークン化(RWA)、デジタル決済などの分野に取り組む初期段階のスタートアップである。選考は、技術的完成度、成長性、リップルの戦略との整合性などをもとにリップルが実施する。

資金提供に加え、選出されたスタートアップはリップルのグローバルパートナーや専門家ネットワークへのアクセスも可能となる。詳細や応募条件については、XRPL Grantsの公式ページで案内されている。

関連: リップル社の新戦略|ステーブルコインRLUSDを軸にRWA市場参入

Web3 Salonとリップル社の提携は、日本におけるブロックチェーン技術とデジタル資産の普及を後押しすることを目的としている。日本は、規制の明確性と技術力に優れる一方で、新興スタートアップにとっては制度的な参入障壁が存在することも事実だ。

リップルが資金支援および国際的なネットワーク接続を担う一方で、Web3 Salonは事業戦略の洗練や規制対応支援、投資家とのマッチングなど、起業家支援に特化した活動を担う。両者は連携を通じて、日本市場におけるWeb3起業のハードルを引き下げ、国内外のスタートアップがより円滑に活動できる環境の構築を目指す。

RippleXのディベロッパーグロース部門シニアディレクター、クリスティーナ・チャン氏は次のように述べている。

今回の支援は、XRPL日本・韓国基金(XRPL Japan and Korea Fund)の一環で、リップルが展開する総額10億XRP規模のエコシステム支援プログラムに含まれるという。

リップルとWeb3 Salonは、今回の取り組みを通じて2026年3月までに合計4回の主要イベントを共催する。これらのイベントでは、有望なスタートアップのピッチ、国内外の有識者によるパネルディスカッション、投資家とのネットワーキング、トークン化や規制、越境展開に関するワークショップなどが予定されている。

免責事項:この記事の著作権は元の作者に帰属し、MyTokenを表すものではありません(www.mytokencap.com)ご意見・ご感想・内容、著作権等ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
MyTokenについて:https://www.mytokencap.com/aboutusこの記事へのリンク:https://www.mytokencap.com/news/510465.html
関連読書