週刊仮想通貨ニュース|金持ち父さん著者キヨサキの株式市場暴落予測やBTC300万ドル到達予測に高い関心
この一週間(5/31〜6/6)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのトム・リー氏によるビットコイン( BTC )価格予測、企業による仮想通貨採用状況、ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏による株式市場暴落予測に関するニュースが最も関心を集めた。
リー氏がビットコインの強気な価格予測を発表。CNBCでのインタビューで2025年末までに25万ドル到達は現実的とし、長期的には最大300万ドルまで上昇すると予想を示した。(記事は こちら )
2025年5月、上場企業のビットコイン財務戦略採用が急激に拡大し、新規と既存企業を含めた合計45社が約4万5,680BTCを新規購入したことが明らかになった。最大の注目はGameStop(ゲームストップ)の新規参入で、同社は4,170BTCを一括取得し話題を集めている。(記事は こちら )
キヨサキ氏は2日、株や債券、不動産の市場が現在から2025年の夏にかけて暴落する可能性があるとXで警告。自身の過去の著書『金持ち父さんの予言』で予想したように、史上最大規模の暴落が迫っていると主張した。(記事は こちら )
仮想通貨市場では、ビットコインは前日比+1.0%の1BTC=106,150ドルに。機関投資家による仮想通貨投資には変化の兆しが見えている。(記事は こちら )
米雇用統計の発表を控えて投資家心理はやや慎重ではあったが、半導体大手エヌビディアが証券会社から強気の評価を受けて上昇したことを受け、半導体関連銘柄に広く買いが入った。半導体事業の堅調は、一部で資金難が懸念されていたマイナーの経営状況を改善させる可能性があり、結果としてビットコイン市場の下支えにつながることが期待される。(記事は こちら )
ビットコインは前日比-0.54%の1BTC=105,100ドルに。ビットコイン市場では、10年以上の長期保有者であるクジラ(大口投資家)が利益確定売りを進める一方で、機関投資家は積極的な押し目買いを展開。この対照的な動きが、ビットコイン市場の新たな局面を示している。(記事は こちら )
メタプラネットは2日、ビットコイントレジャリー戦略の一環として、1,088BTCを追加購入したと発表。平均購入価格は1BTCあたり1,551万9,019円で、総額は約168億8,500万円にのぼる。(記事は こちら )
香港拠点の物流技術企業リータル・ロジテック・ホールディングスが最大15億ドル相当のビットコイン取得計画をSEC文書で開示。同社は資金準備金強化と世界展開の支援を目的として、従来の金融市場の変動に対するヘッジ手段としてビットコインを活用する方針だ。(記事は こちら )
韓国で4日、「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)氏が新大統領に就任。選挙キャンペーン中に、ステーブルコインや仮想通貨の積極政策を公約として掲げていたところだ。まず、同氏は、韓国の法定通貨ウォン建てのステーブルコインを導入したいと述べていた。(記事は こちら )
米ナスダック上場のK-POPメディア企業K Wave Mediaが4日、最大5億ドル規模の株式売却によるビットコイン中心の企業準備金戦略を発表。同社は売却収益の大部分をビットコインの購入・長期保有・利回り最適化に充当し、M&A活動や運転資金にも活用する方針を示した。(記事は こちら )
リミックスポイントは5日、新株予約権の行使により調達する資金を活用し、累計1,000BTC以上のビットコイン取得を目指すと発表。6月4日時点で約713.5BTCを保有しており、今後さらなる買い増しを進める計画である。(記事は こちら )
仮想通貨取引所のBinance Japanは6日、ダイ( DAI )、トロン( TRX )の2銘柄について、日本円との取引ペアを11日17時より開始すると発表。新規取引ペア開始を記念し、6月11日から7月11日までの約1カ月間、これら2通貨ペアのメーカー手数料を無料とするキャンペーンを実施する。(記事は こちら )
メタプラネットは6日、第20回から第22回新株予約権(行使価額修正条項および行使停止条項付)の第三者割当による発行を決議。発行総数は555万個で、新株予約権1個につき普通株式100株が割り当てられる。(記事は こちら )
暗号資産に関連するルールを盛り込んだ改正資金決済法が6日、参議院本会議で可決して成立。暗号資産サービスの「仲介業」の新設などを盛り込んだ今回の法案は、今年の3月に国会に提出されていた。(記事は こちら )
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