米上場のK-POPメディア企業、「韓国のメタプラネット」目指し710億円規模のビットコイン戦略発表
米ナスダック上場のK-POPメディア企業K Wave Media(ティッカー:KWM)が4日、最大5億ドル規模(710億円)の株式売却によるビットコイン( BTC )中心の企業準備金戦略を発表した。同社は売却収益の大部分をビットコインの購入・長期保有・利回り最適化に充当し、M&A活動や運転資金にも活用する方針を示した。
K Waveは2024年に記録的上昇を見せた日本のメタプラネットをモデルケースとして挙げ「韓国のメタプラネット」を目指すと表明した。公開市場へのアクセスとビットコイン準備金戦略の組み合わせが、アジアと世界の投資家に響くと確信していると経営陣が説明した。
また、同社はビットコインライトニングネットワークノードの運営とビットコインネイティブインフラへの投資も計画している。消費者がWeb3環境でK WaveのコンテンツとK-POPグッズをビットコインで購入できるプラットフォームの構築を目指すという。
発表を受けてK Waveの株価は一日で133.33%(2倍以上)上昇し、投資家からの強い関心が示された。2023年設立の同社はケイマン諸島を拠点とし、韓国でのK-POPコンテンツ制作とグッズ販売を主力事業としている。
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