フランク・ミュラー、仮想通貨ソラナモデルの高級時計を限定発売

スイス高級機械式時計メーカーFRANCK MULLER（フランク・ミュラー）は、暗号資産（仮想通貨）ソラナ（ SOL ）をモチーフとするウォッチを発売した。

1,111本限定であり、価格は一つ2万スイスフラン（約347万円）だ。

文字盤には、ユーザーのソラナウォレットに直接アクセスできるQRコードが配置されており、「エレガンスと最先端の実用性」を融合させている。

また、各時計には個別の番号が付けられており、ウォレットアドレスが安全かつプライベートに埋め込まれる仕組みだ。保有者はイベントへの招待なども受けることができる。フランク・ミュラーは次のように説明した。

また、ソラナの高速・安全なブロックチェーンにインスピレーションを得たもので、時代を超越したデザインと現代的なデジタルアイデンティティを融合させているとも続けた。

なお、ソラナに関しては21日、Solana Mobile（ソラナ・モバイル）が、ソラナスマホの新たな機種「Seeker（シーカー）」を8月より出荷開始すると発表したところだ。

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フランク・ミュラーは、2019年よりビットコイン（BTC）をモチーフとした高級時計も発売してきた。

例えば、センチュリオン・リミテッドエディションは、文字盤にビットコイン創始者サトシ・ナカモトによるジェネシスブロックアドレスのQRコードをあしらっている。さらに、パブリックアドレスが刻印されており、秘密鍵が入った密封されたUSBメモリが付属している。

仮想通貨市場の上昇局面では、投資家が売却益の一部で高級時計を買う動きも目撃されているところだ。

たとえば高級時計の売買を報告するXアカウントのThe Luxury Watch Guyは、2024年12月にビットコインが10万ドルに達した際、ロレックスなど様々なラグジュアリーウォッチが売れたと述べている。

日本国内では、高級時計・ジュエリーの販売を手がける「ゆきざき」がビットコイン（BTC）、ビットコインキャッシュ（BCH）、イーサリアム（ETH）による決済を受け付けているところだ。仮想通貨による富裕層の台頭を背景にしているとみられる。

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