ビットコイン価格、今後6ヶ月で最大17万ドル到達の可能性──アナリストの強気シナリオ
仮想通貨オンチェーン分析企業クリプトクアント(CryptoQuant)のアナリストAxelAdlerJr氏は5月1日、ビットコイン( BTC )の今後6ヶ月間における三つのシナリオを披露した。ビットコインは本日一時97,341ドルまで高騰し、2.3%の上昇率を記録した。
現在のオンチェーンモメンタムは「上昇開始」ゾーン(比率約0.8/80%)に位置しており、楽観シナリオではこの比率が1.0を突破して維持された場合、NUPL/MVRV指標に新たな勢いが見られ、2017年と2021年のサイクルパターンを踏襲して15〜17.5万ドルに到達する可能性がある。
基本シナリオでは比率が0.8〜1.0の範囲にとどまれば、市場は9〜11万ドルの範囲で推移し、悲観シナリオでは比率が0.75以下に低下した場合、短期保有者が利益確定を始め、価格は7〜8.5万ドルに調整される可能性があるという。既に調整が発生していることを考慮すると、最初の2つのシナリオの可能性が高いとアナリストは見ている。
一方、別の予測として、BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ氏は4月30日の「TOKEN2049」イベントで、ビットコインの価格が3年後の2028年までに100万ドルに到達する可能性があるとの強気な見方を示した。ヘイズ氏は現在は仮想通貨と株式を全てロング(買い)するべき時だと主張し、米国が今後金融緩和策を講じることでドルの流動性が増加し、仮想通貨の価格や米国株の株価を押し上げると予測している。
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