週刊仮想通貨ニュース|メタプラネット株価1340円到達の可能性やイーサリアム価格急騰の要因分析に高い関心
この一週間(5/10〜5/16)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、著名ビットコイン( BTC )専門家アダム・バック氏によるメタプラネットの株価試算、資産運用会社によるイーサリアム( ETH )価格急騰の要因分析、著名空売り投資家ジム・チェイノス氏の投資戦略に関するニュースが最も関心を集めた。
バック氏は5月10日、BTC保有の日本企業メタプラネットの株価が1,000〜1,500円に到達する可能性があるとの見解をSNSで示した。同社株は524円で取引され、わずか1週間で400円から28%以上上昇していた。(記事は こちら )
イーサリアムの価格が一週間で高騰し約50%近い上昇を記録した。今週14日には2,700ドルに到達。この動きの背景にはいくつかの要因があるとバーナースタインのアナリストは分析した。(記事は こちら )
チェイノス氏は、「CNBC」のインタビューで、ビットコインをロング(空買い)し、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)社の株をショート(空売り)していると明かした。この投資戦略について「1ドルでモノを買って2.5ドルで売っているようなものである」と説明している。(記事は こちら )
ビットコインは前日比-0.78%の1BTC=101,943ドルに。米中貿易協議の進展による関税引き下げ合意を受けて一時上昇したものの、過去最高値を更新するには至らず反落。数週間続いた上昇相場による利益確定売りが優勢となったとみられる。(記事は こちら )
XRP に関して、取引所バイナンスの先物データが注目を集めている。仮想通貨オンチェーン分析プラットフォームCryptoquantの登録アナリスト、BorisVest氏によると、売り圧力が吸収されつつあり、強気の動きが再び始まっている可能性があるという。(記事は こちら )
この日のビットコインは前日比-0.71%の1BTC=103,167ドルに。Daan Crypto Trades氏は、ビットコインとイーサリアムを除外したアルトコイン市場の時価総額(TOTAL)が840億ドルの抵抗線をブレイクアウトしたと指摘。今年2月以降に低迷していたアルトコイン市場が底打ち反転したシグナルを強調した。(記事は こちら )
タイのピチャイ財務相は14日、新しいデジタル投資トークンを2カ月から3カ月以内に発行する計画であると発表した。名称は「G-Token」で、発行額は50億バーツ。G-Tokenを販売して得た資金は国家予算として活用するというが、厳密には国債という位置付けではないという。(記事は こちら )
テザー社が約680億円を投じ、4,812BTCを取得したことが13日のSEC書類で判明した。1BTCあたりの取得価格は約95,319ドルだったという。この購入は、4月22日に締結されたキャンター・エクイティ・パートナーズとの合併契約に基づくもの。合併における資産として活用される見込みだ。(記事は こちら )
株式会社メタプラネットは14日、2025年12月期第1四半期の決算を報告。年初から5月12日までにビットコインを5,034枚新たに取得し、保有量は6,796BTCに達している。(記事は こちら )
東証スタンダード上場企業のリミックスポイントは14日、総額5億円相当のビットコインを新たに購入したと発表。5月13日に取得したビットコインは32.83BTC、平均取得単価は1BTCあたり1,523万円だった。(記事は こちら )
人気オンラインゲーム「メイプルストーリー」の仮想通貨版「メイプルストーリーN」が5月15日に正式ローンチ。トークン価格が大幅上昇するなど、Web3ユーザーから大きな注目を集めている。(記事は こちら )
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