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「イーサリアムを世界を支えるインフラに」EF財団がセキュリティ向上計画を発表

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イーサリアム財団は14日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム( ETH )のセキュリティを向上させる取り組み「Trillion Dollar Security(=数兆ドルを支えるセキュリティ)イニシアチブ」を実施することを発表した。

イーサリアムは最も安全なブロックチェーンエコシステムへと発展してきたが、仮想通貨領域で最高水準の安全性を実現するだけでは不十分であると説明。イーサリアムの目標は、インターネットや世界経済を安全に支えることができる「文明規模のインフラ」になり、以前から存在するシステムの安全性や信頼性を超えることであると述べている。

これから、世界のブロックチェーンの活用を支えるために、エコシステム全体でイーサリアムのセキュリティをアップグレードする計画。思い描いているのは、数十億の人々が合計で数兆ドルの資産をイーサリアム上で安全に保管したり、企業や機関、政府が1兆ドル超の価値を1つのアプリやコントラクトに快適に保管したりできる世界である。

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具体的には、財団のプロトコルセキュリティ責任者とマネージメントメンバーの2名が今回のプロジェクトを主導。他にもエコシステムからリーダーを3名集め、3段階に分けてセキュリティの向上を進める。

手順としてはまず、セキュリティの強度や攻撃経路について調査を行うため、エコシステムから情報を収集し、特化する内容を特定するためにレポートを作成する計画。この調査はウォレットやスマートコントラクトのセキュリティなど幅広い領域を対象にする。

次に、実施した調査に基づいて改善を実施。短期的な優先順位の高い問題を解決するために財団はエコシステムと密に協力し、長期的な改善プロジェクトには投資を行うと説明した。

最後に行うのは、イーサリアムのセキュリティの高さを効率的に広めること。全てのユーザーがセキュリティが強固であることを理解し、イーサリアムを使用して恩恵を受けられたり、誰もが他のブロックチェーンや既存のシステムと安全性を比較したりできる段階を目指す。

財団は今回の目標を実現するためには、エコシステムからの広いサポートが必要であると説明。専用のフォームや連絡先を設け、個人ユーザーであっても協力してくれるよう求めた。

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