仮想通貨チェーンリンク（LINK）に投資する初の現物上場投資信託（ETF）が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始する予定。NYSEアーカはグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
月曜日に公開された届出書によると、NYSEアーカは1934年証券取引法に基づき、グレースケール・チェーンリンク・トラストETFシェアの上場と登録を承認した。
チェーンリンクは、ブロックチェーンを外部データに接続するオラクルネットワークだ。同プロジェクトのサイトによると、主要な分散型金融プロトコルや、伝統的金融機関にも採用されている。LINKは時価総額約84億ドルで、仮想通貨の中で21位にランクしている。
関連： 「チェーンリンク」の将来性は？トークン化市場に必須インフラ
過去数週間、米国では複数の仮想通貨ETFが上場している。ドージコイン、XRP、SOLなどの現物ETFが含まれる。仮想通貨ETFの上場ペースは加速している状況だ。
仮想通貨運用大手のビットワイズ・アセット・マネジメントは先週、ドージコイン現物ETFをニューヨーク証券取引所で取引開始した。
また、グレースケール・インベストメンツは11月26日、ジーキャッシュを対象としたETFの登録申請を米証券取引委員会に提出した。グレースケール・ジーキャッシュ・トラストをETFに転換するための届出書で、実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなる。
関連： グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出
